好循環(喰酔たけし)
雨もいつかは上がって、太陽が顔を出すだろう。
とは思っていても、自分が歳を取って行くのは止められないし、景気の先行きも不安だ。
都心に出るのは面倒だし、高い店を新規開拓してハズスのがイヤなので、地元の行きつけ店に行く回数が増えてくる。
妻と一緒に車で出かけ、遅い時間に帰宅したので、これから食事の支度をするのは面倒だと意見が一致する。
日本酒の在庫も薄くなっているので、地元居酒屋の「喰酔たけし」に行くことにした。
商店街を歩いて行くと、駅前にあった本屋が移転してきている。
出版不況で、町の本屋がどんどん消えているから、今や「いずみ書店」は貴重な存在だ。

居酒屋たけしの階段を上がる。

店内は相変わらずの大盛況だった。
満席の人気だから、食材と酒の仕入れ資金が回り、新鮮ないい物が仕入れられる。
チェーン店に比べれば値段は高く見えるが、料理の質は段違いだから、結局はリーズナブルな店なのだ。

すぐに用意できる「おばんざい」の盛り合わせでビールを飲む。

この刺身の美味そうなことったら。
生の鮟鱇に生の肝など、まさか練馬区の片隅で食えるとは思わなかった。


同じ鮟鱇の胃袋で、中年夫婦はコラーゲンを補給する。

| 石神井公園(居酒屋) | 00時00分 | comments:6 | trackbacks(-) | TOP↑