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大人になってから(うさぎや)

文京区の実家から都電に乗り、子供の頃は上野広小路に何十回も行った。
上野松坂屋の大食堂でお子様ランチや五目そばを、上野風月堂でパフェを、湯島寄りにある甘味処「みつばち」でクリームソーダや小倉アイスを頼むのが、当時は大ご馳走だった。
時々母親が買う岡埜栄泉の豆大福や、うさぎやのどら焼きは、当時はたいして美味しいとは思わなかったなあ。
きっと出来立てのどら焼きを、まだ温かいうちに都電の中で食べれば美味かったのだろうが、そんな行儀の悪いことを母親が許してくれなかったのだ。

いまだにパフェもクリームソーダも好きだが、いつの頃からか小豆の美味さにも目覚めた。
今回は「うさぎや」で土産を買うことにする。

うさぎ外0001

うさぎ人形0002


なんだ、この大混雑は!

うさぎ混雑0005


どら焼き以外の和菓子も見繕うつもりだったのに、人の隙間から写真を撮るだけで精一杯の繁盛振りなのだ。

うさぎ和菓子0003

うさぎ落雁0006

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| 上野 | 00時00分 | comments:9 | trackbacks(-) | TOP↑

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オジサンの好きな店(吉池)

妻とステーキ丼を食べた後は、上野松坂屋裏の宝石街に行く。

宝石0018


私はまったく興味がないので、ぶらぶらと上野広小路の雑踏に戻る。
アメ横に入り込むと、時間がかかり過ぎるだろう。

アメ横0007


宝石街に隣接した「吉池」なら、買い物が終わった妻と、待ち合わせするにも具合がいいはずだ。
どうよ、この魅力的な店構え。
子供の頃は、よく親に連れられて上野広小路に来たが、吉池に魅力を感じなかった。
オジサンになった今では、宝石街より100倍もワクワクする店なのだ。

吉池外0011

吉池魚館0001

アメ横や吉池を歩いているオジサンオバサンは、練馬で見かける人たちとは明らかに服装とパワーが違う。
韓国の東大門市場や、大阪の黒門市場を歩いているような気になってくるのだ。

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| 上野 | 00時00分 | comments:10 | trackbacks(-) | TOP↑

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妻と同伴(ステーキダイニング鷹)

東京のあちこちに、同じ業種が集中する街がある。
合羽橋は厨房道具街、田原町は仏壇街、上野はバイク街、神保町は古書店街、月島はもんじゃ街、浅草橋は人形屋街、秋葉原はかつて電気街で今は萌え街だ。
上野の隣り御徒町は、アクセサリーパーツや石を売る宝石街と呼ばれる。
妻がこの街に買い物に行くと言うので、一緒に電車で出かけた。

松坂屋0019


松坂屋の対角線にある一帯は、韓国料理店、居酒屋、キャバクラ、パブ、クラブ、ホテルなどが集中する歓楽街だ。
昼間はほとんど眠っている店が多いが、営業中も少しはあり、客引きのオジサンたちが屯っている。

鷹通り0024


怪しげな街の一角にあるのが、本日のランチ場所である「Steak Dining鷹」だ。

鷹外0003

鷹メニュー0003


立地と価格から想定すると、ほとんどファミリー客は居ないと思う。
主力は接待客か同伴客だろう。
クラブなどに通っていると、そのうち指名しているオネーサンから携帯を教えてもらえるようになり、さらに同伴出勤のお誘いが来る。
つまり一緒に食事してから、アタシの店に行きましょ、という訳だ。
オネーサンとクラブは確実に指名客を確保でき、誘われたオジサンは嬉しくなり、同伴用の飲食店も繁盛するから、三方丸く収まるシステムなのだ。
こんな時に焼き鳥屋や居酒屋ではカッコつかないし、匂いがつく焼肉屋もマズイ。
和食か寿司かステーキハウスなんて店がぴったりなのだ。
この店も夜はそんな客が多いはずだが、ランチタイムはかなりリーズナブルで嬉しい。

鷹ランチ0022

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| 上野 | 00時00分 | comments:8 | trackbacks(-) | TOP↑

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ご近所で夢叶う(喰酔たけし)

渋谷の「カニチャーハンの店」で、蟹の姿が見えない炒飯を食べたのが、放浪の始まりだった。
ラーメンか炒飯か、どちらか一つを選べと言われたら、九割方ラーメンを選ぶ私なのに、なんだか最近の自分の行動はオカシイ。
昼間でも蟹を食いたい→昼間から蟹で一杯飲むわけにはいかない→蟹を使った料理で代用するか→蟹炒飯があった・・・・・みたいな心理状態だったのだ。
要するに思う存分美味い蟹を食べれば、不満は解消されると思っていたら、地元の居酒屋たけしから、救いの手が差しのべられた。
「オレがなんとかしますよ!」だって。
仕入れの都合もあるだろうから、しっかり事前に予約して出かける。

た外0003

た中0006


まずは生ビールに合わせて、好物の銀杏とムカゴを揚げてもらう。

た銀杏0011

たむかご0004


日本酒は超限定と書いてある、まんさくの花純米大吟醸からスタートだ。

たまんさく0001


一白水成、黒龍、開運。

た一白0002

た黒0008

た開運0007


久礼と流輝の純米吟醸ひやおろし。

たくれ0001


相模灘と昇龍蓬莱の、神奈川県勢を二種。
日本酒不毛地帯と思い込んでいた神奈川県だが、最近の躍進振りはすごい。

た相模0005

た蓬莱0006

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| 石神井公園(居酒屋・焼鳥) | 00時00分 | comments:20 | trackbacks(-) | TOP↑

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女将情報に踊る(石庫門)

米とか麺とか炭水化物を食べるのは昼だけだ。
夜は米や麦の液体を主食にするので、寿司以外に米は食べない。
幻の天津飯探しも、ランチタイム限定なので、行く店が限られてくるから、すっぱり忘れようと思っていた。
ところが神楽坂にある酒亭「華もだん」の女将が、「もしかして高田馬場駅前の石庫門にあるかも」と言うではないか。
また空振りすると悔しいので、「天津飯 石庫門」で検索すると、いくつか情報が得られた。
しかも画像を見ると、蟹肉がしっかりと乗り、美味そうに思えるのだ。


さっそく行きましたとも。

石ビル0001


高田馬場駅前では、ほとんどF1ビルにしか行かないので、目的の石庫門が入る稲門(とうもん)ビルは20年ぶりぐらいの訪問だ。
昔はこのビルの階上に映画館があって、子供たちを連れて「東映まんがまつり」を見に来たことがあるのだ。
池袋の東映が満員で入れず、高田馬場までやって来たのだが、こちらの場内も混んでおり、子供たちの熱気で暑かった記憶がある。
実に疲れる経験だったのがトラウマになり、それから訪れることが無かったのかもしれない。

石看板0006


荻窪のルミネに入っている石庫門に行ったことがあるが、その時のスタイリッシュな印象とは違う店構えだ。

石蒸篭0007

石暖簾0004


店内はかなり広く、落ち着いた雰囲気だ。

石中0003

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| 高田馬場・早稲田 | 00時00分 | comments:12 | trackbacks(-) | TOP↑

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秋たけなわ(ロンファン)

大泉学園の中国料理店RonFan(ロンファン)から、上海蟹入荷のメールが来ると、いよいよ今年も秋たけなわだなと感じる。
この店で最初に上海蟹を食べたのは、2006年の秋だった。
恐る恐る一回仕入れただけだったので、ブログを見て食べに行った方は、残念な思いをしたようだ。

2007年の秋には、すっかり人気店になっていたので、仕入れ回数を倍増し、2008年秋にはさらに倍増で、4回ほど仕入れたらしい。
そして今年のシーズン中は、毎週末に入荷の予定だと聞いている。
この店ができるまでは、練馬区で上海蟹を扱う店はほぼ無かったと思う。
あの有名店の富士見台「源烹輪」でさえ、1シーズンだけで取り扱いをやめてしまったほどだ。
東京の端っこにある練馬区の店が、これほど上海蟹を扱うとは、中国人もビックリだろう。
最近は幻の蟹玉に振り回されて、悲しい思いをしたこともあるので、ロンファンでいい思いを味わおうと予約を入れた。

ロンカウンター0002


今年の上海蟹は、昨年までより値段が上がったが、その分大きさも質もレベルアップしたとのことだ。

ロンかにメニュー0001


九年物の紹興酒を瓶ごと燗にしてもらい、蒸し上げる前の蟹と対面する。

ロン九0002

ロンラベル0001


最高級とされる、陽澄湖産を証明するラベルが甲羅に付き、脚にはタグが取り付けられている。
ブクブクと泡を出し、ピクピクと触覚を動かす容貌は、エイリアンに似ていなくもないが、蒸し上げると綺麗な赤に変わるのが不思議だ。

ロン前0003


蟹様を主役にして、前後を固める料理を決める。

ロンメニュー0001

おおー、誰が主役でもおかしくない、素敵過ぎる品名が並んでいるではないか!!

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| 大泉学園 | 00時00分 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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ジャネの法則に逆らって


石神井公園の木々が葉を落とし始め、朝の空気がヒンヤリとしてきた。


スワン0001


豊島0010






2009年もあと2ヶ月で終わろうとしている。
一年経つのが早すぎると感じる人は多いだろう。
歳を取れば取るほど、一年の長さを短く感じるようになるのは、フランスの哲学者ポール・ジャネと、甥の心理学者ピエール・ジャネによって心理学的に解明され、ジャネの法則と名付けられている。
50歳の大人にとっての1年は、人生の50分の1であるが、5歳の子供にとっての1年は5分の1に相当するから、心理的な比重が10倍も違うのだ。


石池0005

三宝0001



2005年の6月からブログを書き始め、昨年の10月に容量が満杯に近付いたので、一旦小休止した。
2008年の11月1日に新しいブログを立ち上げたので、ちょうど一周年になる。
ジャネーの法則によれば、まさに飛ぶように日々が過ぎ去るはずの年齢なのだが、365日分の記事を見返すと、多くの人や酒や食べ物との出会いや、楽しい気分や会話を思い出して、一年に重みがある。
これからもどんな出会いがあるのか、ワクワクドキドキしているのだ。


| 未分類 | 00時00分 | comments:30 | trackbacks(-) | TOP↑

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